秋月電子通商製 AKI-H8 マイコンボード製作メモ バッテリバックアップ編

HITACHI H8/3048F を使用した マイコンボード キットの製作メモです。今編は、 キット外部に増設した 4Mbit S-RAM(512k x 8bit)のバッテリバックアップを行います。
LastUpdate:06/01/1999 Rev.01

変更履歴:
06/01/1999 Rev.01 公開

☆おしながき


☆概要

秋月電子通商製 AKI-H8 マイコンボード製作メモ で増設したSRAMは、電源を切ると内容が破壊されてしまいます。デバック時には結構使いにくい場合が多々あります。 ここでは、増設したSRAMをバッテリ(電気二重層コンデンサ)によるバックアップを考察します。
単純にRAMの電源のみをバックアップした場合、電源断時のCS信号,WR信号が不確定となりRAMの内容が破壊されます。例えCS信号、WR信号をバックアップされた電源でプルアップしたとしても。
そこで、電源断時にCS信号をHレベルに保つような工夫が必要となります。

☆回路図

○解説

SRAMのCEに、リセット時(電源断時)にHレベルを保つように、AC32(負論理AND)を入れている。
今回アクセスタイム 70nsのSRAMを用いた。2サイクルアクセス(16MHz) NO WaitでSRAMをアクセスするように設定。 AC32を挿入した事で、ワーストケースでReadサイクルで tco=67.5nsが必要となる。
今回のSRAMは tco=70nsであるが、アマチュア仕様ということで実力動作を期待して目をつぶることとする。気になる方は、1WAIT挿入するか、3サイクルアクセスで使用してください。
Writeサイクルは余裕でタイミングクリアできる。
Read サイクルの検討
tco
2cycle   tAD  tRDS AC32delay
62.5*2   -30  -20  -7.5     = 67.5ns

☆製作例

[その1](1024x768 290,832 bytes)
[その2](1024x768 317,318 bytes)
[その3](1024x768 302,970 bytes)

○解説

SRAM自体は、サンハヤトのシール基板上に実装した。それを適当な大きさに切断したユニバーサル基板に両面テープで固定している。
SRAMなので、アドレスバス(A0-18)と、データバス(D8-15)は、回路図通りにH8/3048FとSRAMとを接続する必要はなく、最短距離で繋がるようにしている。
ショートピンは回路図中に明記していないが、電気二重層コンデンサの出力(仮にVBK)を切断する為に入れている。

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